ねこたび札幌

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空港までのバスの中のガイドの物販

セントラル クアラルンプール駅からクアラルンプール空港まで、最後のツアーバスへ乗車します。

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 マレーシア旅行を振り返って

さて、まだまだ時間に余裕はありそうです。
が、現地ガイドの口癖「渋滞」に巻き込まれる可能性が有るので早めに出発いたします。

マレーシアでは渋滞に気をつけなければいけないと、身にしみるほど言われましたが実際には一度も渋滞らしい渋滞には巻き込まれませんでした。
現地でお金を払って申し込むオプショナルツアーには参加せず自由行動でバスやタクシーを利用した際にも、脅されましたがスムーズに移動できました。
ただただ運が良かったと、そう思うしかありません。

現地ガイドが恐れる渋滞。
そこまで恐れるのであれば、なぜ観光の中心となったクアラルンプールまで高速で1時間もかかる場所へホテルを手配したのでしょうかねぇ?

同じような価格帯のクアラルンプールのホテルは普通に空室がありましたよ。
中心地とは言わなくともクアラルンプール市内であれば往復で2時間の移動時間が短縮できたはずです。
ましてや、クアラルンプールから高速で1時間のホテルへ私達を置いた後は、ガイドさんも運転手さんもクアラルンプール市内の自宅へ帰ったそうです。

だとしたらバスを止めておけないといった理由ではありませんね。

考えても仕方がありませんが、どうしても両替所もなく、公共の交通機関もない不便な場所に押し込めて両替やオプションツアーを獲得して儲けるためでは?という邪推が止まりません。

とにかく、現地ガイドは金になる行程はしっかりと時間を取り、金にならない行程は写真撮影させて終了という、これ以上無いくらい分かりやすいアテンドをしてくれました。

文化的背景や歴史的背景を説明することは一切ない。
そう、ガイド(案内・解説)ではなくアテンド(付きそう)でした。

旅行の行程にツインタワーと書いてあって、誰が遠くのビルの隙間から写真を取るだけだと想像するでしょうか?

モスクと書いてあって、お祈りの時間でもなく見学できる時間なのに、柵の外から写真を取るだけだと思うでしょうか?
中に入って見学できると思いませんか?
お祈りの時間の前後であれば近づくことが出来ないのは仕方ないのですが…市内をぐるぐるまわる工程なので調整は出来るはずです。

買い物をさせるチョコレート屋さんへは、日程を変更して連れて行っているのですからモスク見学の時間を調整することは可能なはずです。

っていうか行った時は別にお祈りの時間ではありませんでした。
他の観光客が入っていく姿を遠くから眺めるだけ。

振替えるだに、現地ガイドが恨まれます。

物販開始

話を戻してバスの車内。

順調に走り、空港がほど近くなった頃でした。
空港へ向かう車両が増えて、バスの進みが遅くはなりましたが渋滞というほどのものではありません。
現地ガイドが立ち上がり、話し始めます。

「皆さん、ちょっとお願いします。バスの運転手さんと私、今まで一緒にいましたが、お給料が少ない。運転手さん特に少ないです」

そういって座席からあるものを取り出しました。
ツインタワーの形をした入れ物に入ったシルバーのピン。
もちろん本物のシルバーではありません。

イメージして下さい。
「君の瞳に乾杯」
とグラスを掲げる男性が持っているマティーニグラスを。
そのグラスに入っているオリーブに刺さっているピン。

アレです。

カクテルピン、オードブルピンってい呼ばれる物らしいです。

現地ガイド曰く
「ツインタワーの爪楊枝」
でしたが…コレをRM50だっけかな?で買ってくれというのです。

「運転手さんにチップと思ってお願いします」

おい、待てよ。
お前は両替でかなり儲けてるじゃねぇか、ガイド。

tripneko.hateblo.jp

ガイドを通さずに両替所で両替した金額は、ネットで調べたレートとほぼ同じ。

ほとんどのツアー参加者が自分で両替所にいけないことを良いことに、10%もピンはねしているじゃない、あなた。

楽してボロ儲けでしょう?

それを分けてあげればいいじゃない。

連れて行ったチョコレート屋やその他のお土産屋、旅行会社と一切関係ないカタログ購入のお土産からも収益が有るでしょう。

そもそも論として、この物販の利益が本当に運転手さんに入るかの保証もない。
運転手さん日本語理解していないもの。
日本語で好き勝手に嘘を捲し立ててもばれる心配はなし。

という私の心の声とはうらはらに、数名購入していました。

この話をどうとるかは人それぞれですからね。

※似たようなツアーに参加した方の旅行レポを読ませていただいたところ、ほぼレート通りに両替をしてもらったと書いてありました。