家族でイタリア旅行決定、下調べ編
2019年3月に家族でイタリア旅行に行くことが決定しました。
ということで、下調べです。
気候
日本と同じく南北に長いイタリア。
北の方にあるミラノ、ベネツィア、フィレンツェやローマまでなら東京の気候と同じ。
南イタリアは暖かいものの、すごく異なる気温になる訳ではなさそう。
って事で日々、東京の天気予報を確認してました。
ただし、日差しが日本より厳しいのでサングラスや帽子が合ったほうがベター。
東京都きくと北海道からすると北から目線で「あ、そんな寒くないんだ」と思ってしまいがちです。
が、漫画「っポイ!」で有名なやまざき貴子先生が、北海道在住(なはず)。
そんなやまざき先生がイタリアを舞台にして書いた作品LEGAの13で「イタリアの寒さを舐めていた」的なコメントを書いているんですよね。
なので北から目線はほどほどにしなければいけないと肝に命じておきます。
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※北から目線とは
俗に北国(主に降雪地域)の者が、そうでない地域の者に示す言動。寒さや氷雪にうろたえる人々を露骨に見下した態度を取ること。
使用:例
降雪の影響で東名高速道で事故、渋滞のニュースに対して「なんで降るって言っていたのに普通タイヤで走るん?馬鹿なの?」
降雪1cmで交通が麻痺というニュースに対して「え?ちょっと何言ってるか分かんない」
日差しが眩しいのでサングラスがあると良い。(観光地はめちゃめちゃ人が多いので日傘はあんまりおすすめできない)
お金・両替
ユーロですね。
1ユーロ=120~130円位。
両替は、方法として
・クレジットカードで現地キャッシング⇒繰り上げ返済
・日本の銀行で両替
・日本の銀行以外で両替
・イタリアの銀行や両替所で両替
といった感じですかね。
アジア圏の通貨と違ってユーロ・ドル等の国際通貨は、日本で両替をしていってもさほどレートが悪くないって言いますよね。
それでも、よりお得に両替をしたいというのが人情。
色々と比較していくれているサイトがあるので、大変助かります。
何箇所か読んで、自分でも調べたイタリアのお得な両替方法。
結論は「クレジットカードでキャッシングして、繰り上げ返済がベスト」
ということが分かりました。
それについて詳しくは別記事を書く予定です。
治安
外務省のホームページでは、危険情報は出ていません。(2019年春)
2019年3月1日の更新情報でミラノ駅では強盗致傷事件が2件発生したとされています。
治安状況が大きく変わったわけではないと結論づけていますが、北イタリアでの安全の手引きを公開していますので不安な方は一読すると良いかもしれません。
書いてある内容としては、狙われないように気を抜くなにつきます。
用心している素振りをする、人気のない場所や時間帯の行動は避ける。
スリやひったくりといった類の軽犯罪はイタリア全土で可能性が有るみたいです。
念の為、現金とカードは一箇所にまとめず、分けて持つのがベター。
スリの手口は多様に合って、グループで囲む、カバンが汚れているなどといって(実際に汚されている場合もある)気をそらしている間に取るなど様々です。
その他、
- 地下鉄の駅では切符の購入操作を教えようとしてきたり、勝手に操作して謝礼金を要求してくる、お釣りを盗む
- 観光地ではミサンガ、鳩の餌、バラの花などを「フリー」と言って渡してくるが後からお金を請求する。
- コスプレをしていて写真に入り込んできて€5程度のお金を請求する。
- (撮影したい場合は事前に交渉すると€1くらいまで値下げ可能、自分から勝手に撮って請求されたら自業自得かも)
- 広場のような場所では麻薬撲滅の署名をしてくれと声をかけてくるが、署名したらお金を請求される。(書面は金を払うという契約書になっている)
といった、観光客を鴨にする詐欺まがいなものが手を変え品を変え発生しています。
人が多い場所では警察のパトロール(?)が増えて、昔よりは治安が良くなっているそうですが日本とは違う場所にいるという用心が必要。
また、ホテルのランクによっては施錠した部屋やセキュリティボックスも安全ではない。
(ランクの高いホテルはセキュリティしっかりしていて宿泊客以外は入り込みにくいし、従業員も信頼できる人が多いので安心という事らしい)
タブレット端末やカメラは絶好の換金できる高級品。
出しっぱなし、置きっぱなしで外出もNG。
その他は地域によって、治安に差があるので行く場所が決まったら最近の口コミなどを確認するのが良さそう。
更に、ATMでのスキミング被害もあるので利用する際は変なものがついていないかチェック。
使用する時には、屋内ATMを使用、周りに変な人がいないか確認、PIN(4桁の番号)を押すときは手元を隠す。
こんなすごいパターン↓もあるけど、ATMが並んでいる所なら周りと見比べられるかも。
「スキミングの機械の見分け方?カードの差込口が妙に狭いヤツに気をつけていれば大丈夫っしょ👍」
— Lui/国際結婚🇮🇹イタリアで美大を目指すフラガール🌺 (@cornettolui) 2019年4月22日
って思うじゃん?
海外は想定以上に難易度が高かった… pic.twitter.com/8RC514SRuv
カバンについて
治安に記載したようにスリが普通にいる国なので、口の締まらないバッグはNG。
貴重品用に内部にもジッパーがついていると防犯効果高め。
多くのサイトでは背中に背負うリュックはダメとされていますが、写真を見るとわりかしリュックの人がいます。
リュックに関しては美術館などでは持ち込めないので、預ける必要があるという情報もあります。
リュックオンリーよりは貴重品だけが入れられる小さなカバンも合ったほうが良い感じ。
あらゆるサイトを読んでみたところ、オススメはボディバッグやショルダーバッグ。
イタリアではカバンを切り裂いて財布を取るという手口は、あまり無い様なので素材については中身が丸見えじゃない限り大丈夫そう。
丈夫に越したことはないけど、汚されて拭いているすきにスルという手口がそこそこ有名なので高価なバッグだと辛い。
強盗にあってまるごと持っていかれたらどうしようもないので、別途セキュリティーポーチ利用推奨。
これも色々悩んだので、別記事に書きます。
ちなみにカバンについて調べている時に話題になったTwitterがこれ。
エコバッグが良かったのか私がめちゃくちゃ貧乏に見えたのかただ運が良かったのか…その辺はわかりませんが、このエコバッグで無事に過ごしてきました。マチがなくて口があまり広くないものです。大きさの比較に単行本を添えました。ゴールデン力ムイは面白いのでよろしくおねがいします pic.twitter.com/9TcUg9ljib
— 5/4ひ子🎋西2チ45b (@hiko_GK) 2019年2月14日
結局、絶対なんてことはないし人それぞれでイジャナーイって思った。
靴について
足に優しいやつ一択。
歩行する場所の素材によって足腰へのダメージが有るのは実験で実証されています。
大理石、石畳どころか、石を組み立てて作り上げられているような建物を見学したり、階段を延々と登ったりするんだからダメージ大ですよ。
これは個人で移動する場合でも、ツアーでも絶対。
水の都ヴェネツィアなんかはバスの乗り入れができない(車道がない)ので、ツアーだとしても観光場所の直ぐ側まで車移動は無理。
花の都フィレンツェのドゥオモ、ドゥオモ本体の丸い屋根の上に登るなら463段、その横のジョットの鐘楼に登るのなら414段の階段が待ち受けています。
歴史ある建物=エレベーターやエスカレーターは無い!
ってことで、普段から履きなれた歩きやすいやつにしよう。
いつもパンプスで闊歩していますってんならそれで良いと思う。
友人が台湾旅行のほとんどの行程(基本地下鉄・徒歩移動)をパンプスでこなしていたことがあるので、出来る人は出来るんだなと…。
服装
バチカンの教会なんかは、露出が多いとNGらしい。
(バチカン市国=ローマの地下鉄やトラムの駅から徒歩5~10分程度)
とりあえず3月ということで、露出に気をつけるとかいう気候ではないので冬服仕様。
東京の3月くらいの気温と言われても実感がない…。
北海道の3月は、本気の冬コートだけどそれはかさばるしやめる。
旅行で何かと重宝されるユニクロダウンの導入を検討。(着ない場合はコンパクトに出来るから)
シャレオツな高級レストランには行かないと家族に確認したのでフォーマル目のも必要なし。(行きたい人は口コミとかお客の写真を見てドレスコードをチェックしたほうが良いかも)
長袖カットソー、はおれるシャツやカーディガンの組合せで十分っぽい。
治安に記載したとおり、スリなどの軽犯罪が多い国なので高級感を醸し出す服装は自ら「カモ」ですと言っているようなものです。
おしゃれはほどほどに、小汚い格好カジュアルだと狙われる可能性は下がりそう。
飲食
言わずもがなの生ハム、チーッズ!
赤ワイン、白ワイン、リモンチェッロ♪
リモンチェッロ・ディ・カプリ [ リキュール 700ml ]
昔行っていたBarで初めて ↑ 飲んだ時に「こんな酸っぱくてうまいお酒があったのか」(甘いお酒が苦手な方)と感動したリキュール。
それの本場に行けるとか、めちゃめちゃ楽しみだわー。(と思ったのは前振りだったのだけど…)
ドレスコードが有るようなお店にゃ行かないけど、アペリティーボとか楽しそうー。
アペリティーボ=ミラノのおつまみ食べ放題ハッピーアワー
イタリアはディナーの時間が遅めなことから、夕方から飲みながら軽くつまめるものを提供。
そこで生まれた「1杯頼んだら好きなだけ食べりゃいいじゃん」という謎の思考なシステムアペリティーボ。
おつまみの数・種類や、アペリティーボ出来る時間はお店によって異なるので調べていくか、中を覗いて決めるのが良いみたい。
日本では高い生ハムやチーズがお買い得価格だと?コノヤロー。
生ハムは持って帰ってこれないの悔しーわー。
って、すっかり飲み会気分ですが、スパゲティやピザ、リゾットもありましたね。
あとはアクアパッツァ(なぜか速水もこみちのイメージ)とかー魚介類のイメージもある。
普通に考えて、美味しいもののイメージしか無いわ。
まとめ
軽犯罪の多さに日本人として調べただけでげんなり&気をつけようモード。
食べ物に関してはめちゃめちゃ期待値があがりまくり。
肝心の観光地は、宿泊先が決まってから決めようかな…絶対に見たいって箇所がぱっとは思い浮かばないので。
見たい絵はあるけど、どうやらめちゃめちゃ混むらしいので絵画に興味のない父連れではパスだわね。