鉄のモスク(マレーシア)
ツアーの旅行行程が早めに終了する日でした。
多くのツアー参加者は、別料金のオプショナルツアーに申し込んでいました。
「セランゴール蛍鑑賞」
¥9,500 約4時間半 夕食付き
もう一つ別の日用のオプショナルツアー「ペナン夜景鑑賞」¥4,500
この両方に参加すると¥500OFFということでした。
私の参加したツアーでは、担当の現地ガイドの計画が下手くそすぎてフラストレーションが溜まっていたため不参加で自由行動することに決めました。
という事で、ホテルの部屋で一休みした後に自由行動開始。
まずは、国立モスクで中に入れないどころか柵の外から眺めるだけだったのでモスクに行きたい!!
という感じで、ホテルから見えている鉄のモスクへ向かいました。
施設基本情報
名前
Masjid Tuanku Mizan Zainal Abidin (Masjid Besi)
マスジッド チュアンク ミザン ザイナル アビディン
通称 鉄のモスク、アイアンモスク
住所
Jalan Tuanku Abdul Rahman Presint 3
62100 Putrajaya
電話番号 03 8880 4300
FAX 03 8890 1614
見学できる時間
あまり情報がないのですが、お祈りの時間は絶対に見学出来ないと思うので、公式HPでお祈りの時間だけは確認して下さい。
公式HP(マレー語)
http://www.masjidtuankumizan.gov.my/v3/
このHPの一番下を見て頂くと Waktu Solatと書かれていてその下にお祈りの時間が記載されています。(ピンクで囲ってある所)
外観の見学だけで良い方はあまり気にしなくても良いです。
とても大きな建物なので、写真で全景を収めようと思ったら道路1本挟むくらい離れなければいけないので、お祈りする方たちの邪魔にならない位置になります。
主に3つの祈りの間があって、約20,000人がお祈りできると公式HPに書いてあります。
2万人収容の施設と考えたら大きさが分かるかと思います。
建物概要
メインのホールでは12,000人がお祈りをすることが出来るそうです。周りは湖の水に囲まれた美しいホール。
ガス冷房で快適に礼拝できるそうです。
2階のSolatテラスホールは5,000人がお祈りできるとのこと。
その他にSahnというオープンスペースでは3,000人がお祈りすることが出来、結婚式も行われるそうな。
この他レンタル可能な多目的ホールや、葬儀のための部屋、洋服屋、旅行代理店、カフェ、本屋、ギフトショップなど10種類のお店も入っています。
周りはぐるりと駐車場がありましたが、なんと464台分の無料駐車場だそうです。
入場料
無料。
無料で説明をしてくれるガイドさん(英語?)もいるという情報があります。
行き方
私達はホテルから徒歩圏内でしたが、個人で行くとしたら
・タクシーをチャーターまたは拾う
空港からの場合、カウンターで行き先によるクーポン制やチャーターなど料金を提示してもらえるそうなので、そちらで手配したらぼったくられない安心価格だと思います。
(多少割高との説もありますが、料金交渉する自信がない方はおすすめ)
クアラルンプール市内からなら、高速代込みRM60(1,600円程度)以内での交渉が出来ると思います。
渋滞に巻き込まれなければ4,50分で到着します。
・鉄道&タクシー
クアラルンプール、空港どちらからでもプトラジャヤ&サイバージャヤ駅まで汽車。
駅からタクシーで10分程度。
・鉄道&バス
クアラルンプール、空港どちらからでもプトラジャヤ&サイバージャヤ駅まで汽車。
Googleで調べると
駅前のバス停
Putrajaya Senrral(プトラジャヤセントラル)
または駅の逆側にある
Putra Sentral, Jalan Presint9(プトラ セントラル ジャラン プレイント9)
のどっちからか乗車して
Perbandanan Putrajaya Persiaran Perdana
という大きな建物の前で下車すると鉄のモスクが見えるはずです。
中を見学する方は歩いて約5分で到着です。
グーグルマップではバスの番号が506とBET13となっているのですが、マレーシアのバスサイト等を検索しても506のルートに下車駅が明記されていません。
マレーシアのバスは乗る時に、料金先払なので運転手さんにバス停の名前や住所を見せて行くかどうか確認したほうが良いと思います。
運転手さんによっては降りるバス停で合図してくれたりもします。
個人的な意見としてはマレーシア暑すぎるので、僅かな距離でも徒歩で向かうよりはタクシーを使って向かうほうがお薦めです。
水上から外観だけ見る
ピンクモスクの裏にある船着き場から船に乗って、水上から鉄のモスクを見ることが出来ます。
船の種類も伝統的なゴンドラや最大120人乗りの船といくつか選べます。
価格表はマレーシアマガジンさんに記載されていました。
これを利用したら歩くこと無く、鉄のモスクの他にもプトラジャヤの名所Seri Wawasan Bridge(セリ ワワサン橋)なんかも見ることが出来ます。
感想
官公庁街で新しい街なので基本的に大きくてキレイなビルばかりのプトラジャヤです。
その中でも夜中に光っていて目立つ綺麗な建物があったのでなんだろうなぁ?と思っていたらモスク。
私が思っていたモスクと全然違うので、地図ではモスクと書かれているけど本当にモスク?と半信半疑でした。
周りはひろーい駐車場。
向かいの道路(建物?)から鉄のモスク2階部分へ続く通路が広い道路の上にあります。
入口はどこ?
取り敢えずぐるりと歩いてみることにしたのですが、最初に選んだ方向は完全に裏口というか駐車場しか無い場所でした。
引き返して歩いたのですが、暑い。
同行者が文句を言い始める…。
ひょっとしたら向かいの道路から2階へ向かうのが正しい入口だったのかも?と思いつつ建物にそってあるき続け、誰もいない入口らしき場所を見てギブアップ。
暑くて確証もなく歩き続けるのが辛くなってしまいました。
ひょっとしたら見学OKの時間帯では無かったので誰もいなかったのかもしれません。
ピンクモスクほど観光客への対応に力を入れていないようで、他の観光客の姿も無く、タクシーを捕まえようと思っても中々通らない状態です。
鉄のモスクに向かわれる場合はタクシーをチャーターして回ったほうが安心かもしれません。
ただ、とてもきれいな建物で近くで見られたのはとても嬉しかったです。