ねこたび札幌

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タクシーでプトラジャヤ-クアラルンプール往復

ピンクモスクと首相官邸を見学(中には入っていない)した後は、晩御飯のためにクアラルンプールのブキッ・ビンタンまで向かうことにしました。

 

 プトラジャヤ⇒クアラルンプール

ピンクモスクの広場前に停車中のタクシーを捕まえました。

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 ピンクモスク&首相官邸前は広場になっていてぐるりと環状の車道があります。

首相官邸側にツアーバス、ピンクモスク入口左側のプトラ湖が見える方にタクシーが停まっています。

私が行った時には、タクシーは3台程度停まっていました。

乗り方

赤白の車体のタクシーが一番メジャーらしく、その他にピンクや黄緑などのカラフルなものもチラホラ。

停車中のタクシーで一番近い位置にいた赤白のタクシーへ交渉開始。

窓から、運転手さんへ地図を指差しで見せつつ

「アイ ウォント ゴー トゥー ブキッ・ビンタン

と言いました。

「OK」だったので乗車。

特に料金交渉無しでメーター使用。

料金

マレーシアのタクシーはメーターの場合初乗り2kmまでRM3(約80円)。

36秒か200m毎にRM0.25(約7円)。

ここまでは、日本で調べ済み。

 

グーグルマップで調べるとピンクモスクからブキッ・ビンタン駅まで35~36km程度の距離。

2km=3RM

(36km-初乗り分2km)34km/0.2km=170×RM0.25=RM42.5

 

高速を使う場合はRM10が別途必要と現地バスガイドが言っていそうです。

(私は聞き逃していて、後から母に聞きました)f:id:tripneko:20180410234904j:plain

 

計算上は

初乗り料金 RM3

メーター  RM42.5

高速代   RM10

合計    RM55.5(約1,450円)

 

実際の料金は

メーター RM60

高速代  RM10

合計   RM70(1,820円)

チップとしてRM1渡しました。

 

少し高くなった要因としては、ブキッ・ビンタン(市街地)に入ってから道路が混んでいた。

ブキッ・ビンタンのどこという指定をせずに乗車したため、運転手さんが混雑している所を抜けた場所で降ろしてくれた。

 

というところでしょう。

実際に降車した場所より手前でブキッ・ビンタン駅を発見したのでそこで降りていたらもう少し安かったです。

気をつけた点

乗ってすぐにメーターを凝視。

海外旅行のぼったくり話によく出てくる、メーターの違法改造とか、通貨の単位が違ったとかにひっかからないように、じーっと見ました。

おかしな表記や、ガンガン料金が上がるという事が特に無かったのでまぁ、大丈夫かな?と一安心。

 

あとは、タクシー車内の写真を撮るフリをしました。

運転手さんの身分証の記録が残っていれば、何かあったときに保険になるという感じです。

疑ってかかるのは申し訳ないのですが、自衛は必要かな?と。

 

実際にタクシー内の写真撮ればよかったなーと思いますが、タクシーチャーターツアーの営業で色々と話しかけられて必死で対応しているうちに、すっかり忘れてしまいました。

使った言語

この運転手さんは、なまりの強めな英語でした。

ただでさえ、単語を拾ってぎりぎり内容を理解しているつもりレベルの英語力になまりの英語は辛かったです。

 

通常は

英単語⇒日本語 あぁ◯◯っていってんだな?

という風に頭の中で変換して理解してます。

 

なまりが強い場合

なまり英語⇒英単語?⇒日本語? あぁ多分◯◯っていってんだな?

と、間に考える作業が一つ増える感じでした。

 

途中で電話がかかってきて現地到着までずーっと携帯で話しながら運転していたのですが、これは英語ではなく多分マレー語だったと思います。

乗車中の様子

車内は前見えるの?ってくらいフロントガラスにシールや写真がありました。

立派な服装や背景だったのでどこかの州の王様とかなんでしょうか? 

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↑これは、ホテル近くからピンクモスクへ行く際のタクシー車内。
 

乗ってすぐ、タクシーチャーターツアーの営業開始。

すでに破損しているラミネートされたA4サイズのツアーパンフレット。

高原地方や水族館、ベリーズチョコレートキングダム等の数種類のツアーが写真付きで記載されいて、料金も表示されていました。(英語)

 

運転手さんは、「明日ツアー申しこまねぇか?」って言ってるわけです。

まずは、ベリーズチョコレートキングダムを指して「おい、お前チョコくわねぇか?」と。

 

前見て運転しろよと思いつつ 、

GOの過去形は GO,WENT,GONE だなっと頭の中で中学英語を復習。

「アイ ウェント ザット プレイス」

で華麗に断ることに成功!

と思いツアーのラミネートを返却。

 

ところが、

「じゃ、おめぇ~魚みねぇかぁ~?」

と中々の押しの強さでした。

 

「私達ツアーできてるから、明日予定があるんだ」って英語で言えれば良いんだけど、なんて英語になるのか分からないんだよ~とパニックになりながら必死に考えた言葉が

 「ウィー ハブ ツアー トゥモロー」

 これ、ツアーじゃなくてプランが正解っぽい気がするんですが、どうなんでしょうね?

っていうか最初から「ノーサンキュー」だけで良かったような気がする。

 

伝わったのか伝わっていないのか、運転手さんの携帯がなり、そこから到着までずーっと話しっぱなしだったので勧誘は終了しました。

実践英会話、辛いけど楽しい。

 

携帯で話したり(しかも怒鳴るようなトーンで)、営業の押しが強かったり、脇見運転がひどかったけど

高速の料金電光掲示板を指さして、

「運賃とは別に高速代かかるからね?」

ってちゃんと伝えてくれました。

ブキッ・ビンタン到着時も、あそこに停めるからもう少し待ってねって伝えてくれました。

荒々しいけど、まぁ悪い人ではなかったという感じ。

お釣りもきちんとくれたので、チップとしてRM1渡しました。

 

クアラルンプール⇒プトラジャヤ

ブキッ・ビンタンのファッションビル前で捕まえました。

乗り方

窓越しに交渉。

ホテルカード(フロントに置いてあるホテル名や住所が記載されているカード)を提示。

料金交渉をして「OK」って事で乗り込みました。

料金

RM90(高速代込み)=約2,340円

加えてチップでRM5(130円)

※23時以降は合計金額の50%が深夜料金となります。

 

計算上はRM55.5⇒深夜料金込みになったらRM83.25。

運転手さんが、

「これからプトラジャヤいったらクアラルンプールに帰ってくる客を拾えない。

だから空車で帰ってくる料金も込みで、この料金」

という風に説明してくれたんです。

 

言っていることが最もすぎる。

夜のプトラジャヤ、泊まっているホテルの周りは人通りなんて皆無。

走行中の車も見かけません。

って事で計算上のRM83.25+帰りの高速代RM10=RM93.25

ってところをRM90ぽっきりで。

納得できる料金ということで、交渉成立。

まぁ、日本のタクシー運転手が同じこと言ったら「何いってんだ?」ってなるんですけどね。

気をつけた点

車体が綺麗なタクシーを選んだ。

プトラジャヤと違って、繁華街のブキッ・ビンタンは夜でもタクシーを選ぶ余地がありました)

 

あとは、運転手さんが誠実そうだし、交渉の時点で無茶な金額を提示してこなかったので、特に気をつけた点はありません。

 使った言語

英語+筆記。

この運転手さんは普段英語で会話しない方のようで片言英語&筆記。

提示したホテルカードはマレー語と英語と両方が表記されていたのですぐに理解してもらえました。

 

日本のガイドブックについている地図なんかは英語表記+カタカナだったりするので、現地の人に伝わらないことがあります。

現地でマレー語表記の無料ガイドマップを手に入れておくと、伝えやすいし何のためらいもなくペンで丸つけたり書き込んだり出来るので便利。

 

行き先を伝えた後は、メモに金額を書いてもらいました。

RM90

 その後は口頭で、

 運転手「アイ ニード リターン、クアラルンプール」

(訳:クアラルンプールに戻って来なきゃいけない)

 

私 RM90を指さして「ハイウェイ マネー?」

 (訳:この金額に高速代は入っていますか?)

 

運転手「イエス

   (訳:もちろん高速代込みだよ)

 

という超英会話です。

乗車中の様子

まぁ、会話が通じないんだからお互いに特に話しかけないですよね。

道中は家族で会話、運転手さん無言。

 

プトラジャヤへついた時、真っ暗な中でライトアップされたSeri Saujana橋や、プトラ湖沿いの公園前のイルミネーションが綺麗で、車内から写真を撮りました。

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そうしたら気を利かせて車を止めて窓を開けて写真撮りなよって言ってくれたんです。

行きに比べて、なんて快適で気の利く運転手さんなんだろうと感動。

「サンキューサンキュー」と感謝の意を伝えて、降車時のチップRM5へ繋がりました。

ちなみにコンデジで急いで設定変えずに撮ったイルミネーション写真はぶれっぶれっ。

 わざわざ止まってくれたのに情けない…。

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何故タクシーを選んだのか?

電車での移動という手段も考えました。

 

ホテル⇒(タクシー)⇒プトラジャヤ&サイバージャヤ駅⇒(電車)⇒クアラルンプール

 

旅行の行程表では何時から自由時間なのかの目安が一切なく、場所もプトラジャヤということで下調べを放棄。

 

まず、電車の時間が分からない。

 

まぁ、プトラジャヤ&サイバージャヤ駅からクアラルンプール駅まで行く電車(KLIAトランジット)は空港からクアラルンプールを繋ぐ路線。

プトラジャヤで途中下車すると安くクアラルンプールに行けるなどの情報も多々あって、調べれば簡単に出てくるものです。

(ホテルのWi-Fiはさくさくでした)

 

問題は帰りタクシーがいるかどうか。

夜になったプトラジャヤ&サイバージャヤ駅でタクシーは拾えるの?

 

駅内にタクシーカウンターがあるようですが、夜中までは営業していないでしょう。

ホテルから駅まで距離があったので駅周辺が夜どういう状況なのかが全く分かりません。

 

夜中にタクシーがいなかった場合

駅⇒ホテル 車で9分 徒歩37分(Google Map調べ)

ネット環境なし、紙の地図のみ

パーティー:私、母、父

詰んだっ!!

って未来が見えました。

 

プトラジャヤのホテル周辺の閑散っぷり(夕方も歩行者あんまり見かけませんでした)を考えると、夜にタクシーがいない可能性が高い気がしたんです。

プトラジャヤ&サイバージャヤ駅の夜を体験した人の旅行記などを検索する時間も勿体無いため断念。

 

行きも帰りもタクシーで良いじゃないか、となりました。

タクシーの相場は何となく調べてあったので、

 

タクシーの場合

片道約1,500円程度。

3人なので一人500円位。

電車の場合

駅までのタクシー代+1人あたりRM14(約370円)の電車代

さらにクアラルンプール駅についてから目的地までの電車又はタクシー代

 

あれ、がっつりぼったくられなきゃそこまでの差じゃないかも?

ってことで行きも帰りもタクシー利用する事にしました。

 

 タクシー往復まとめ

行きは昼料金でRM70(1,820円)

帰りは夜料金でRM90(2,340円)

 

今回は普段の女友達と2人旅行ではなく、父・母・私の3人。

一人あたりいくらかってのを考えると、母数が多いので安くなる。

ってのが結構大きかったです。

 

これが1人旅行とかだと、もっと調べて安く行ける方法を模索したと思います。

 

また、スポンサー父の存在が大きかったです。

男性がいるってだけで強みです。

ぼったくりやしつこい客引きがあろうとも、女だけよりは舐められない。

けしてタクシー代は全て父持ちだったからという訳ではありません(多分)。

 

まぁ、父・母の年齢を考えるとガンガン行こうぜ!!って旅行には出来ないですね。