峰圃茶荘 茉莉香片 ジャスミン茶ティーパック(台湾)
今回飲むのはこちら。
台湾の峰圃茶荘さんの茉莉香片。
こちらは買ったのではなく泊まったホテル花華大飯店の部屋に置いてあったものです。
お店もホテルから近かったので立ち寄ろうとした所、残念ながら開店前。
営業時間内のはずだったんですが、何かしらあったのでしょう。
お茶の抽出
袋の裏に書いてある数字を読み解くと
・器に入れろ
・お湯を100CC注げ
・2,3分待て
・3回まで飲めるぞ
ってことじゃないかな?と判断しました。
開封の儀
持ち手にはお店の名前が飲されていますね。
持ち帰ってきた時に潰れたのかな、ティーバッグがしわっしわ。
スタンダードなティーバッグの形ですが、台湾のスーパーなんかで売っているやつより作りがしっかりしています。
お湯投入の儀
100CCを守るとこんなに少ない…。
蒸らしの儀
小皿をONします。
かっこいい蓋碗がほしいなぁ。
3分経過して皿を取る。
薄い?
下の方は色が濃いので混ざっていないだけ。
急須入れと違って、茶海に移したりしないのでティーバッグをちょいちょい持ち上げて撹拌。
色が出た。
水色は琥珀色っぽい感じ?
飲み終わった後の茶葉。
細かい茎と葉が入り混じっています。
花を混ぜてあるタイプではないですね。
ご苦労様でした。
感想
蒸らし終わって小皿を開けた瞬間、香りが全然しませんでした。
これってジャスミン茶だったよね?と思わず袋を見直すくらい。
マグカップを手で覆って嗅いでみてもジャスミン茶の香りは分かりません。
飲んでみると、のどに引っかかる感じや渋みがジャスミン茶っぽい気がします。
自然にジャスミンの香りを移して、花を混ぜないタイプとしても弱過ぎるような?
でも、無理に人口香料とかで香りづけしていない製品ってことですね。
まぁ高いものでは無いでしょうから、こんなものかもしれません。
なんとも不思議な気持ちでお湯を追加。
数十秒待って、飲もうとカップを口に近づけると、ほんの少しかすかにジャスミン茶っぽい香りがしました。
嗅ぎ続けると香りが変わりますが、畳のような香り(ちょっと違うんですが、思いつきません)になり、最終的に古い木造の家のような微妙な香りに変化しました。
飲み始めると、先程よりはジャスミン茶っぽい香りがします。
味も1杯目よりガツンと出てる感じでした。
そして3杯目。
淹れ方に書いてある3回まで飲めるってのを気にせず飲めるところまで飲もうと思ったのですが、明らかに薄い。
ちみちみ飲んでいたら、時間の経過とともに味が出てきました。
かなりぬるくなっていたので5分以上は経っていたと思います。
完全に冷めきったところで、刺激が和らぎ、優しい味になりました。
個人的には3杯目の最後の方の味が一番美味しくいただけました。
日本のペットボトルのジャスミン茶の味わいに近い。
(香りはペットボトルと比べると、全然しないレベル)
お店情報と価格?
店名 峰圃茶荘
住所 台北市漢口街一段86號
台北駅から徒歩10分以内に到着できる感じです
電話番号 (02) 2311-7217
FAX (02) 2396-5553
メールアドレス fongpuu@gmail.com
営業時間 月~土曜日 09:00~21:00
日曜日 09:00~19:00
HP 峰圃茶莊
(華語)
日本語の文字をクリックすると台北ナビのページが開きます。
価格 HPを見ても、一般的なティーバッグ25個入り120~220元(240~440円)と6種類ほど出てくるんですが、このお茶はありません。
廃盤になったとか、業務用で一般売りしていないとかなんでしょうか?
その他
先代店主さんは日本語が堪能な方だったそうで、日本人御用達のお茶屋さんのようです。
現在の店主さんや奥さんも日本語で対応してくれる上、FAXやe-mailで注文することで日本からも購入できるそうです。(クレジットカード払いも可だとか)
日本語の説明付きの紙があるそうなので、一度お店を訪ねて紙を貰っておけば、それを利用して簡単に注文できるシステム。
ただ、先代・現店主夫婦以外の店員さんの態度が悪いと言った口コミがあったり、インターネット界隈の台湾茶に詳しい方達はあんまり評価していない(良いとも悪いとも言っていない)お店なんじゃないかな?と言った感じです。
私は運悪く営業されていない時に訪れてしまったので真偽は不明です。
というか私程度にお茶の良し悪しは判断できないので、個人的に好みか好みじゃないかって位しか言えません。
日本語が通じて、お茶の試飲時に丁寧に説明をしてくれると言った点以外に
・老舗
・台湾型のパイナップルパイや茶請けのおかしが名物
・ドリンクスタンドが併設
・ティーバッグが安い
・茶葉を袋だけでなく箱に入れてくれるから見栄えがする
・台北駅から近い
というような点で好評なお店のようなので、1度は行ってみたいと思っていました。
次回の台湾旅行の際も、近くを通ることがあれば再度チャレンジしてみたいです。