父が
シンガポールのチリクラブがお気に入りで行くたびに食べに行くそうです。
元々は同じ国だった、隣国マレーシアでも食べられるだろうと、いうことでホテルの
Wi-Fiでネットに繋いで調べました。
マレーシアのチリクラブお店情報
マレーシアは、
シンガポールほどチリクラブを出しているお店がないのでしょうか?
マレーシアのチリクラブについての情報が少ない。
日本人観光客数も
シンガポールとマレーシアでは違うから仕方ないのかな?
と思って調べてみました。
日本旅行業協会の資料によると2015年の日本から各国への訪問者数が
マレーシア483,569
んん?言うほどの差じゃないなぁ。
シンガポールのチリクラブ10選とか、それこそたくさんのお店が出てきます。
マレーシアの 基本的なこと(空港からクアラルンプール迄の行き方とか)は新しい情報が書かれているのですが、まだまだ枝葉の部分が少ない。
ニッチな情報、ドンピシャな情報が見つけられなかったり、あっても書いている人が1人で結構前の情報なので現在も当てはまるのか?という裏付け、確証が無いものが多いんです。
ざっと短時間で調べて出てきたお店は
ファティクラブレストラン
店名 Fatty Crab Restaurant(ファティクラブレストラン)
住所 2,Jalan SS24/13, Taman Megah, Petaling Jaya
電話番号 +603 7804 5758
営業時間 火曜日~土曜日 17:30~22:45(月曜定休)
っていう人気店です。
しかしながら住所に注目すると、場所がクアラルンプールじゃない。
クアラルンプール中心地からタクシーで30分位、私達が泊まっている
プトラジャヤからは40分位です。
地図を見る限り、周りにも店舗がありそこそこに賑わっているような地域です。
ってことで問題点が3個
1.人気店で行列ができる
2.帰りのタクシーがあるか不明
3.クアラルンプールじゃない
1は、行ったは良いけど父が並ぶのを嫌がるんじゃないかなぁ?っていう懸念。
実際にどれくらい並ぶのかは不明です。
2は、行きはタクシーでいいとして帰りの夜間帯タクシーを拾える立地なのか情報がない。
海外用フリーSIMとかを用意していなかったので、タクシーアプリは使用できない。
これがホテルのレストランとか、高級な感じの店構えだと店員さんにタクシーを呼んでもらえばいいじゃんって思えるのですが、写真では大衆的なお店っぽいので無理かな?と判断。
自由時間にクアラルンプールの街中を散策したい。
もし
プトラジャヤから40分かけてペタリンジャヤ(?)へご飯を食べに行って、行列に並んで、食べて、うまいことタクシーを見つけたとします。
そこから30分かけてクアラルンプールに戻ったら、果たして何時になっているのか?
さらにクアラルンプール散策して
プトラジャヤまで帰るってのは、時間的にも交通費的にも効率が悪すぎだよなぁ、食べたらホテルに帰るってことになりそう。
って考えた結果、このお店については相談せずに一人で却下。
アロー通りの屋台
ってことで第2案 アロー通でチリクラブになりました。
Jalan Alor ジャラン(=通り) アロー で、日本のガイドブックなどにはアロー通りとして記載されています。
道沿いに飲食の屋台がずらりと並んでいる通りです。
車道を埋め尽くすテーブルが出て、みっちりと人が座っている写真を見ていました。
実際は、雨模様のためかお店の前に1列ずつ並んでいるだけ。
ドリアンのお店もたくさんありました。
近くを通ると独特の香りがしてすぐにわかります。
猫山王って書いてあるので、これでドリアンって読むのかと思ったのですが品種だそうです。
正解は ドリアン=麝香猫果
禍々しい感じがしますね、じゃこうねこか?
どこのお店も写真入りの看板を掲げているので、何があるか分かりやすいです。
看板を見ながら歩いていくと「B.B.Qクラブ」「バタークラブ」といった蟹メニューがあるなかで「チリクラブ」は見当たらない。
メニューを見たらあるんだろうけど、どうせなら看板に書いてあるところが良いに違いない!!
ってことでようやく発見。
店名 馬兄弟美食中心 (マー兄弟レストラン)
Restoran Beh Brothers (レストラン バー ブラザーズ)
ロット10やブキッ・
ビンタン駅を背にアロー通りを奥まで歩いて左手にありました。
似たような看板が多いので、気になる所に座ればいいと思います。
なんせアロー通りはいろんなお店で買い物して食べられるフードコート的なシステムですから。
お店のシステム
お店の目の前の席に座ると、メニューを差し出してくれました。
んんメニューが2種類?
1軒のお店に見えるけど実は別のお店?
カニはクリアファイルのメニューに載っています。
もう片方はラミネートで点心です。
馬兄弟美食中心さんは最後にまとめてお会計。(屋台なのに!!)
点心屋さんは、都度お会計。(でもメニューにはRestoran Beh Brothersの文字が)
ビールを頼むと専属のお姉さんに声をかけていて、絶対にそのお姉さんが対応するのでアルコールは別のお店なのかも????
ビールも都度お会計で毎回レシートを渡してくれました。(でもレシートはBeh Brothersになってます)
よくわからない分業制ですが、どの人に注文しても担当の人に伝えてくれるので問題はありませんでした。
メニューはテーブルに置きっぱなしにしてくれたので、追加注文も選びやすかったです。
テーブルの上にはお手拭き代わりのトイレットペーパーも完備されていました。
食べた物とお値段、感想
迷わずチリクラブ。
そしてもう一つブラックペッパークラブさらに追加でバタークラブを注文。
クラブ系メニューは全部で4種類。
チリ、ブラックペッパー、BBQ、バターです。
全てRM80(2,080円)で統一。
そしてビールを注文。
tiger瓶(大)です。
RM21(546円)。
やっぱりツアー連れて行かれたレストランよりも安い。
RM15(390円)も違う!!
ツアー客価格だったんだなぁと実感。
いくらイスラム圏はアルコールが高いとは言え、RM36(936円)とか高すぎだったんだと実感です。
カニを頼むと先にフィンガーボウルが登場。
これと置いてあるトイレットペーパで、カニを食べて汚れた手を綺麗にするわけですね。
ちなみに私は海外にはウェットティッシュ携帯していくので、そっちをメインに使いました。
さほど待つこともなくチリクラブどーん。
辛口ルーで作ったカレーが苦手な父も食べられる程度の辛味。
カニうまーです。
こちらは追加のバタークラブ。(左奥にブラックペッパークラブの残骸が・・・)
バターソースもうんまぁい。
父がシンガポールでいつも行く店はこれに、点心まんじゅうの様なパンがついてきてソースを漬けて食べるのだとか。
ここのお店では出てこなかったので、点心メニューからまんじゅうを注文。
点心メニューは大体RM4~10(100~260円)位。
父が選んだのはRM7(182円)。
まんじゅうは写真撮り忘れましたが、こちらもシンガポールとは味が違うとかなんとか。
「注文が多い父」状態。
味が違おうと美味しいものは美味しいっで完食。
他のメニューとかお店を試すこと無く満腹感に包まれてしまいました。
幸せ。
トイレ&喫煙
食事中にトイレには行きませんでした。
でも見当たらなかったので、ショッピングモールとかがあるところまで歩いて使うしか無いのかな?
まぁ屋台のトイレよりソッチのほうが絶対綺麗だし、そうした方が良いかも。
屋台だけあって喫煙OK。
マレーシア旅行中唯一、食事中に席に座ってタバコが吸える飲食店となりました。
嫌煙家には嫌な話ですね。