国家記念碑(戦争記念碑)(マレーシア)
私達が宿泊したプトラジャヤからバスに乗り、高速を使って1時間20分で独立記念像にたどり着きました。
基本情報
住所
マレーシア語のHP
Lake Gardens, Jalan Tugu off Jalan Parlimen, Kuala Lumpur, Malaysia
グーグル先生
Jalan Parlimen, Kuala Lumpur, 50480 Kuala Lumpur,Wilayah Persekutuan Kuala Lumpur
開場時間 8:00~22:00
電話番号 +603 9235 4848
入場 無料
定休日 なし
アクセス方法
マレーシアで有名なレイクガーデンから徒歩圏内
タクシー
クアラルンプールの中心部からであればタクシーでRM20(約520円)に納まるとのこと。
クアラルンプール駅からだと約15分。
汽車
KTM Komuter(コミューター)B線 BANG NEGAR(バング・ネガラ)駅下車
徒歩20分
Jalan Parlimen または Lake Gardensという標識にそって進むとたどり着けると思いますが、気温30℃ 湿度80%の中20分も歩くとか随分な苦行だと思います…。
国家記念碑の概要
「マレーシアの独立のために共産主義ゲリラと戦い命を落とした勇敢な戦士たちに捧げるために立てられました」と多くのガイドブックなどで紹介されています。
アメリカの彫刻家フェリックス・デ・ウェルドン作。
フェリックス・デ・ウェルドンはワシントン、アーリントン地区にある硫黄島記念碑(7人の兵士が星条旗を立てている有名なワンシーンの銅像)を制作した方です。
そのため、マレーシアの国家記念碑の戦士たちは欧米人の顔立ちをしています。
と現地ガイドが言っていたが、清水義範さんの文章では、上の5名はイギリス人傭兵で、下の2名が共産主義者を表しているという解説がありました。
確かに、顔立ちが欧米風になってしまったとしてテンガロンハットはおかしすぎる。
とはいえ、マレーシアの独立に貢献した戦士の慰霊で、イギリス人傭兵を彫刻しているのもおかしな話です。
イギリスがマレーシアを植民地化していたわけですよね…。
イギリスと中華系の共産主義が戦い、イギリスが植民地統治に消極的に。
独立の機運が高まっていたマレー人達の尽力で独立。
というのがマレーシアの独立の流れだと思っているのですが、これではイギリスが中華系共産主義者を倒してマレーシアを独立させてあげた様になってしまいます。
なんだか不思議な記念碑です。
せめてマレー系の戦士を加えるべきだと思うのですが?
周りは噴水に囲まれ、晴れていれば気持ちのよい場所だと思います。
夜はライトアップされているそうなので、昼・夜と違った表情を楽しめそうです。
さらに、天気が良ければペトロナス・ツインタワーとKLタワーが並んで見える珍しいスポットです。
その他
トイレ
記念碑の駐車場部にあるトイレは出入口に人がいます。
利用料は0.2RM
観光地の割には綺麗でした。
注意点
全体的に水に濡れると滑りやすい床材です。
噴水に囲まれていますので、雨天でなくても風向きにより濡れている可能性があります。
ご高齢の方やお子様など転倒にご注意下さい。
感想
雨降りで残念な観光でした。
また、勉強不足で予備知識がなく、ガイドもろくな説明がなくただ「見た」だけでした。
個人では、天気さえ良ければ周辺にあるバタフライパーク、Deer Park(鹿がいるらしい)を楽しみつつ、ついでに寄るのならありかなと思います。
これだけを見に向かうかと言われたらNO。