2017年9月1日より観光税導入(マレーシア)
マレーシアの旅行情報を記事にしていたのですが、2017年9月1日より新たに観光税が導入されたそうです。
目的は、マレーシアの観光インフラの整備、国内自然保護、文化遺産の保全だそうです。
観光税(Tourism Tax)とは
マレーシア国内で宿泊施設に滞在する、マレーシア国籍以外の旅行者は、1泊1室にRM10かかります。
1部屋単位というところが優しいですね。
2人で1部屋1泊でもRM10
日本円にして約260円。
2人で割ると130円で缶コーヒー1本分位の税金。
まぁ1人1部屋利用だと缶コーヒー2本分ですが、さほどの額ではないなぁと言うのが感想です。
長期滞在だと1ヶ月30日で7,800円 1年365日で94,900円余分にかかるのは痛手ですね。
対象施設
・ホテル
・サービスアパートメント
・ロッジ
などが、観光税の対象宿泊施設です。
マレーシア観光文科省認可の4部屋以下ホームステイ施設は対象外とのことです。
詳しくはマレーシア観光協会サイトよりどうぞ
旅行会社、ホテル予約サイト等の扱い
JTBでは当初の課税開始予定であった7月からの予定で、ホテルで支払うようにと記載されているページが有りました。
7月開始、一律RM20/1泊1室の予定だったんですね…。
その他、州税が掛かるところがあるので、それに関してもJTBはホテルで支払うようにと記載しています。
最近導入されたものに関しては、対応が間に合わないからホテルで直接支払ってね?という対応なんだと思います。
H.I.S
施行日9/1~、RM10/1泊1室の記載有りで説明ページを8月27日時点で設けています。
ただ、マレーシア政府内でも情報が錯綜、関係責任者も把握していない。
徴収システムの稼働も確認できないと、マレーシア側の混乱が記載されています。
こちらも現地で宿泊税を直接払ってねという説明になっています。
阪急交通社
こちらは簡潔に観光税を現地ホテルで徴収されることになったという説明と、予約した方は現地で支払ってねという文章を掲載しています。
エクスペディア
こちらは元々表示される価格は部屋代のみで消費税などの記載がないので、予約をするを押すとトータルの額が出てきます。
ただしサービス・税が一緒になっており明細が出てこないため観光税が含まれているのかは不明です。
システム的にもそんなに早く対応できるとは考えられないので、現地で支払いが必要と考えたほうが無難です。
この他のホテル予約サイトも対応が、間に合っているとは思ないので、マレーシア旅行=ホテルのフロントで観光税を支払うと考えておいた方が良いです。
個人的にはH.I.Sの説明文が臨場感が合って、マレーシアでもはっきり分からないものを、日本の旅行会社が分かるわけ無いじゃん!!と言いたい感じが出てて好感持てます。