T世家 高山烏龍茶ティーバッグ(台湾)
今回は購入したものではなく、ホテルに置いてあったティーバッグ。
商品名・価格?
T世家 高山烏龍茶 HIGHT MOUNTAIN OOLONG TEA
内容量 2±0.3g
原産国 台湾
保存期限 2年
(グッド ヤン)
桔揚股份有限公司-茶 與 咖啡 專業商-T世家 Casa卡薩咖啡 芳名錄
メーカー、商品名的に一致する物をネットで検索してみました。
ヒットするものは、外箱がかなりシンプルなえんじ系のマーブル模様地にクリーム色の四角が描かれています。
そこに商品名と簡単なティーカップのイラストが描かれているんですが、何処にも客家柄とかの要素が無くて、同じものなのかちょっと自信が持てないです。
えんじ色のパッケージのものだと
100包 200元 = 800円?
スーパー売りのティーバッグとしては普通な価格帯かなぁ。
格安だと個別包装されていないとかありますからねぇ。
包装&中身
客家柄の可愛いパッケージに金色の文字。
ばらしてお土産に配っても良い台湾っぽさがある見た目。
中はアルミ箔で直射日光による劣化を防ぐ仕様?
ティーバッグ自体は平たい四角。
持ち手の紙も2色刷りで、外のパッケージとの落差があります。
この紙も客家柄とかだと味は置いといても、ポイント高いのに…。
持ち手が取れることは無かったですが、安っぽい作りです。
淹れてみて感想
開けた時から高山烏龍茶っぽい爽やかな香りがします。
お湯は沸かしたての熱湯を用意。
お湯を入れるとティーバッグごとぷっかり浮いてきました。
それでもすぐに濃い茶色が出てきます。
お茶になっても良い香りはそのまま…と思ったけど香りがなくなるのが早いかも?
鼻がなれたのかなぁ?と思ったのですが、お茶の香りはちゃんとするんです。
最初の広がるような爽やかな香りだけ無くなったので、開けたて&淹れたて限定の香りですね。
ティーバッグは浮いたままだけど2,30秒で色濃く出たのでいただきます。
味は、美味しいです。
熱々のうちにがぶ飲みするんなら十分なお味。
甘みは無いけど、香りの良さが味を補ってくれています。
弱点は、冷めると苦みだけではなく渋みばっかり目立つ事ですね。
熱々の時も旨みは感じないのですが、冷めてしまうとランクダウンっぷりが凄い。
ティーバッグとはいえ高山茶の味とは思えない味。
2杯目も入れてみました。
香りはすっかり飛んで、色もかなり薄い、味も薄い。
薄いけど苦み、渋みが飛んで、ほんのり甘みが感じられる。
んーこれはお茶じゃなくって、お茶風味のお湯です。
このティーバッグは、1杯飲み用ですね。
パッケージも可愛いし、遮光仕様でしたが、茶葉自体が粉状。
おかげですぐに出るけど、1杯限定。
高山茶が本当だとしても、時期外れの本来なら製品にならないような葉を集めて作ったとかかな?
ちゃんとしたものだと、製品にする途中段階で出た粉だけで淹れても美味しいと聞いたことがあるので、そういう感じではないんじゃないのかなぁ?
最初に漂う香りにはそれっぽい片鱗を伺わせる要素もあるので、台湾のお茶を飲んだことがない人なら「こういう感じ」というニュアンスだけは伝わるかも。
価格がはっきりしないので何とも言えませんが、不味いわけでもないし、気軽に1杯用かな?
んーでも、自分ならこの味なら買わないかなぁ~。
ホテルでこのパッケージを見た時はかーわーいーいーとテンション上がったので、職場でご自由にお飲みくださいとかそういう感じでのお土産ならありかなぁ~?