クアラルンプール-マラッカ移動方法(シンガポール)
マレーシアで過ごす最終日。
プトラジャヤのホテルで朝食後8:15バスに集合。
一路、マレーシアの南西岸マラッカへと向かいました。
9:15にサービスエリアで休憩。
このサービスエリアはとても綺麗。
別のサービスエリアで経験した「トイレ逆流の悪夢」再来の心配は無さそうです。
中はフードコートのようになっていて、左手にはお祈りの部屋もありました。playじゃなくpray room。
建物の手前にはごみ箱と一体型の灰皿があって、喫煙できるようになっていました。
この後さらに3時間強でマラッカに到着。
クアラルンプールからマラッカまで行き方
バス
クアラルンプールからマラッカに向かうバスはたくさんあるようです。
Googleマップで宿泊地入れてルート、マラッカ バスターミナルで入力したらバスでの行き方が出てくるので、そのバス会社のHPやバスの番号などで調べることができます。
私が適当に調べた所「バンダル・タシッ・スラタン(バンダー・タシック・スラタン)駅」の直ぐ側に同じ名前のバスターミナルがあるので、そこからバスに乗ると出てきました。
KKKL社のバスでMelaka Sentral(マラッカセントラル)行きのものを探せば良いという感じですね。
平日の場合は、
始発が7:30
続いて8:30、9:30、10:30と1時間おきに出ていて
11:30、12:00、12:30、13:00、13:30、14:00、14:30・・・と30分おきにあって最終が21:30になっています。
料金はRM14.4(約380円)
土日は昼間の本数が少し少ないようですが、料金は一緒です。
正確に知りたい方は下HPを見て下さい。
DEPART FROMとARRIVE TOはプルダウンなので、Kuala LumpurとMalaccaを選んでDEPARTURE DATE欄に出発日、PETURN DATEに戻ってくる日を入力してSEARCHを押せば何時にバスが有るかが分かります。
このバスターミナル方隣国タイにも行けるんですね…時間があったらやってみたいな~。
KLセントラル駅からバンダル・タシッ・スラタン駅まで約10分
バンダル・タシッ・スラタンバスターミナルからマラッカセントラルまで1時間30分。
バスの待ち時間などを見て約2時間でクアラルンプールからマラッカのバスセンターに到着できます。
車(タクシー)
車の場合は、高速を使って約2時間程度だそうです。
KLセントラル駅のバスターミナルからマラッカのバスターミナル迄の距離はGoogle Mapによると146km
まず初乗り2kmでRM3
残り143kmは200mごと(又は36秒ごと)にRM0.25だから143÷0.2×0.25=RM178.75
更に、高速使用料RM10
合計はRM191.75(約5,000円)
バスから比べると大分高いですね…。
4人で割り勘して1,250円
3人で割り勘して1,666円
マレー鉄道
マラッカ最寄りの駅はPULAU SEBANG(プラウセバン)/TAMPIN(タンピン)駅なので、セントラルクアラルンプール駅からここまで乗ることになります。
乗車時間は約2時間。
しかし、最寄と言いながらここからマラッカの観光地ジョンカーストリートやオランダ広場までは40kmも離れていて、車で約1時間かかります。
全然近くない!!
ということであまりお勧めの手段ではないようです。
汽車の会社のHPは以下。
TOPページで出発駅クアラルンプール、到着駅タンピンにして時間帯をざっくり選んでSearchを押します。
条件に合った汽車が出てきます。
RM25(650円)ですね。
このまま進めるとネット予約ができるようです。
タンピン駅からはタクシーを拾うか、Terminal Bus Tampin(ターミナルバス タンピン=タンピンバスターミナル)まで行ってマラッカ行きのバスに乗るようです。
なかなか難易度が高そうですが、時間のある旅なら楽しそうかも?
現地オプショナルツアー
クアラルンプールから出発で、日本語ガイドやご飯も込みの現地ツアーはRM430~470でありました。
一番人気がありそうなのが↓です。
名物ニョニャ料理と世界遺産マラッカ日帰り観光ツアー<1日/クアラルンプール発>
8:30指定ホテル出発
11:00マラッカ観光開始 青雲亭(マレーシア最古仏教寺院)→ババニョニャ博物館→ジョンカーストリート→昼食にニョニャ料理→オランダ広場→セントポール教会→サンチャゴ砦→マラッカ川リバークルーズ
17:00クアラルンプール着
と、抑えるべきところを抑えているというか、クルーズとか暑い中歩かずに観光出来て最高なんじゃ?と思うものが混じっています。
交通費と比べて高く感じますが、まるまるお任せ安心、らくちんプラン。
歩き回るのが厳しい方なんかだと車で移動してくれるオプショナルツアーは必須ですね。
マラッカの特色は?
マラッカはマラッカ王国という国で、マレーシア最古の都と言われています。
1511年にポルトガルの植民地となり、1645年にはオランダの植民地、その後イギリスの植民地になり、太平洋戦争で日本の支配下となります。
戦争終結後は、再びイギリス領となりますが、マレーシア全体に独立の機運が高まり1957年マラヤ連邦として独立。
シンガポールが独立して現在のマレーシアになりました。
交易の拠点としても、戦争の拠点としても魅力のある土地ということで、各国から狙われたようです。
日本でも有名な宣教師「フランシスコ・ザビエル」がマラッカのセント・ポールチャーチで宣教をしていました、。ここで日本人の元武士ヤジロウと出会ったことで、日本での布教を決めたと言われています。
日本での役割を終えて中国での布教を目指す途中でフランシスコ・ザビエルは亡くなります。遺体をセント・ポールチャーチへと運び埋葬されましたがその後移送するため掘り起こされています。
ということで、各国の支配時代の建物や文化の残り方と、戦争時の遺産、フランシスコ・ザビエル縁の教会といった物が見学できます。
現在はユネスコの世界遺産として多くの観光客が訪れるスポットです。
また中国の経済構想「一帯一路」に参加して30以上のプロジェクトが動いており、マラッカの港湾整備も行われる予定になっています。