黄金みどり 試飲体験感想
第2回北の茶縁にて、試飲体験させていただいた「黄金みどり」試飲体験の感想です。
買ったものの記事でも若干触れています。
黄金みどり
北の茶縁日和会場の2階会場にて、みなさん時計を気にしているブースがあったのです。
何をやっているんだろうと気にしながら、他のブースを回っていたところ2席空きが出ました。
同行者とすぐさまブースに向かいました。
北の国からの草太兄ちゃんを演じていた岩城滉一さんにどことなく似ている、生産者の「佐藤浩光さん」が試飲するかどうか聞いてくれたので「お願いします」と即答しました。
お皿に茶葉が用意されました。
ずいぶん黄色い・・・?
そこへお水を茶葉ひたひたになる位に入れて5分待つようにと説明を頂きました。
ちらっと机の上を見ると、黄色く輝く茶畑の写真がありました。
満開の菜の花畑のような黄色です。
同行者と驚いていたら「もっと早い時期だとオレンジ色になるんだよ」と佐藤さん。
黄色でもびっくりなのにオレンジ色?
一度見学してみたいものです。
この黄色いお茶は突然変異で出来たとの事です。
茶葉が大分膨らんできて、更に黄色さが際立ちます。
茶葉の様子を見て佐藤さんからOKが出ると、お皿から茶碗へ移します。
移す際に少し茶葉が入ってしまいました。
水色はとても薄いです。
早速一口いただきます。
新しい日本茶の世界の体験です。
お茶から旨みを感じました。とても濃く、濃縮された旨みが詰まっています。
手間暇かけて作ったスープや出汁というような味です。
一言で言うなら「美味しい」としか言えません。
この後、2,3煎は水を入れて茶碗に移して飲むを繰り返しました。
茶葉が開いているので、抽出時間は短くて大丈夫です。
徐々に知っているお茶の味に近づいてきます。
1煎目の衝撃は本当にすごい、ぜひ体験してほしい。
さらにお湯で3,4煎位飲みました。
お湯になるとお茶っぽい味がより抽出されてきます。
味が薄いというようなことは全然ありません。
良いお茶はたとえ価格が高くても何煎も飲めるので元が取れるような気がしますね。
諸子沢烏龍茶 瑠璃
黄金みどりを飲んでいる傍ら、烏龍茶も試飲させていただきました。
昨年初めて、日本産烏龍茶があると知ったのですが、あちこちで作られているのですねぇ。
烏龍茶は蓋椀で淹れてくれました。
この蓋椀が色、薄さやカーブのフォルムがとても素敵です。
佐藤さん曰く「裏ルート」で手に入れたものらしいです。
烏龍茶は香り高く、とっても美味しい。
この烏龍茶を入れていただいた後、袋の中の茶葉が1煎分残っていないという事でプレゼントして貰えることになりました。
その場にいた人間で急遽「茶葉争奪じゃんけん大会」が開催され、幸運にも私の手元に来てくれました。
烏龍茶も何煎も飲ませていただきました。
だってせっかくのお茶葉が1煎だけで捨てられるなんて勿体ない!!
長居しているうちに茶葉はこんなに膨らみました。
ほうじ茶 焙煎 茎酔
さんざん黄金みどりと烏龍茶を試飲していて「お茶酔いして寝れなくなったりして」と同行者と話していたら「酔ってみる?」と佐藤さんが出してくれたのが茎酔。
これも美味しい!!
茶葉(茶茎?)は茶色ではなく黄色みがかった緑色ですね。
こちらは普段飲みのお茶だからねとおっしゃっていましたが、特別な気がしてしまいます。
これから寒くなるとほうじ茶が恋しくなるんですよね。
お酒を飲んだ後とかも。
ということで迷いに迷って、黄金みどりと茎酔を購入。
烏龍茶はラッキーでゲット。
烏龍茶は開封されているので近々飲みますが、他の2種類はいつ開けてやろうかわくわくしつつ、タイミングを計っています。