特級 宮崎烏龍茶 2016年春茶(日本)
2年前に買ったお茶ですが、記録しておきたいので今更ながら記事にします。
第1回北の茶縁にて購入。
お茶の情報
品名 特級 宮崎烏龍茶
生産年 2016年春
産地 日本
製造者 ティーアイランド
内容量 15g
価格 忘れました。
茶葉は葉と長めの茎が入っています。
濃い目の緑と、黄緑色の茶葉です。
イベントでは田島さんという方が、お茶について色々とお話ししてくださいました。
特に聞香杯を使った際の香りの変化については、新鮮でした。
ティーアイランドさんのHPは見つかりませんでしたが、地球にやさしい中国茶交流会にて以下のHPがティーアイランドさんの名前でリンクされていました。
入れ方
※自己流なので、これが正しい淹れ方というわけではありません。
たっぷりお湯を沸かして茶器を温めます。
急須は蓋をして全体が温まるように1分ほど待ちました。
お湯を捨てた後、急須に茶葉を投入。
3gでこのくらい。
濃い緑と黄緑が入り混じって綺麗な茶葉です。
沸騰したてのお湯をみたみたに注ぎます。
要らないかな?と迷ったのですが洗茶することにしたので、一回目に注いだお湯は直ぐに捨てました。
二回目のお湯を注ぎ30秒。
すでに茶葉が開ききっているように見えます。
水色は緑茶の様な黄緑色。
聞香杯にお茶を注ぎました。
ひっくり返してどーん。
いざ実飲。
2煎目からは抽出時間を+10秒ずつ増やしました。
5煎目まで飲みましたが、味が落ちることなく楽しめました。
茶葉はこんな感じ。
小さめの葉と大きめの葉、そして茎が混在。
感想
聞香杯で香りをかぐと、青っぽいお茶のにおいがして、その後甘い香りに変化。
台湾のお茶と同じ感じ。
日本で作った烏龍茶だけど同じ感じなんだな~と妙に感心しました。
熱々の一口目。
爽やかな香り。
まったり目の甘みと僅かなお茶の苦みが感じられて、後味も美味しい。
冷めて来たら当然香りは感じづらくなりました。
甘みより苦みが感じられるように。
飲み終わった後に口の中で、桃の香りがする気がしました。
2煎目
極端に香りが感じられなくなりました。
味も薄い。
茶葉の量が少ない?抽出時間が足りない?
飲んだ後は、喉に少しひっかかる感覚。
桃っぽい香りもします。
あの、皮や種の周りの甘いけれど、どこか青っぽいような香り。
サクランボの青っぽさまでは行かない。
プラムほどの酸味もないので、やっぱり桃の香りです。
水色はしっかり出ているけど、味と香りの調子ががらりと変わってしまった。
冷めたほうが味が感じやすい。
まったり感→青い味→舌を刺激するほんのりとした苦み→飲み終わった後に桃の様な甘い香り。
3煎目からは味の薄さが気になることは無かったので、抽出時間が短かったのかもしれません。
味、香りは2煎目同様。
このお茶は、香りが楽しめるお茶でした。
味自体も、もちろん美味しい。
けれど、特別とびぬけた感じがなく、お茶の甘みが感じられたのは最初だけ。
そのあとのまったり目な味も美味しいけれど、普通~ちょっと弱め?
香りも、淹れたてでは弱い。
飲んだ後の果実感に気づくと、「おぉ~!!」っとなりました。
なにこれ、楽しい。
初めて甘茶(甜茶)を飲んだ時と同じ感覚。
甘茶は空気を吸うと「甘い!!」ってなって、子供心にすごく楽しいお茶で一気に好きになりました。
このお茶は空気を吸うのではなく、口を閉じて鼻呼吸すると桃の香りがしっかり感じられます。
飲む前に嗅いでも、青い香りしかしない。
なのに飲んだ後は、果実味が感じられる香りに変化。
楽しい。
日本産烏龍茶、買ってよかった。
珍しいと思っていましたが、結構増えてきているのでしょうか?
宮崎 ウーロン茶で調べただけで、普通に出てきますね。
↓紅茶も作っている宮崎茶房さん
↓有機烏龍茶 パッケージが似てる?花のような香りという商品説明